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暦の上では10日あたりが「入梅」ですが、今年は10日以上も早く入梅しました。木々の緑も一段と深さを増し、露地のコケの色が何ともいえない美しさを見せます。梅雨もまた良いものです。

6月(水無月)

姫路城献茶式

 姫路城・・・白鷺城は、広く知られた国宝の名城で、先代即中斎宗匠によって献茶が始められました。昭和39年の昭和の解体大修理完成時に最初の献茶がありました。

 白鷺城の一番下の米蔵として使われた空間に天守閣を貫いて立つ真柱の基底がある。城の守り神は天守閣頂上の間に祭られるが、当日はこの柱の下へ神を招いて、茶を献ずる。

日光東照宮献茶式

 東照宮は徳川家康の霊を祀る神社で、三代将軍家光の時に完成。表・裏千家交替で行なわれます。

 利休自刃のあと、少庵が千家復興する際の尽力者の一人徳川家康、そして後の四代江岑宗左以来以来その茶頭として出仕した紀州徳川家など表千家とゆかりの深い徳川家の聖地での献茶は表千家の大切な行事の一つです。

覚々斎(6代)

吸江斎(10代)

山王日枝神社献茶式

 江戸時代は、日吉山王神社と称し、江戸の産土神として江戸第一の大社。

 6月15日の例大祭を中心に、6月10日~15日に行なわれる神幸祭は山王祭・天下祭とも言われ神田祭と並び江戸の2大祭。現在も山王祭として神田祭と交互に行なわれる。

北海道神社献茶式

北海道の総鎮守として、明治2年に創建された。この時期の札幌は雨も少なく数々の花が咲き乱れる良い季節です。

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