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10月(神無月)
10月は茶の湯では「名残り」と呼ばれ、昨年の初冬に使い始めた茶壺の茶も残り少なくなり茶の名残りが惜しまれる時季になります。茶室の中に寒ささえ感じるこの時季には、広間の茶室に限り「中置」と言われる構えが見られます。中置の風炉は鉄で大振りの前欠き風炉が使われる事が多く、丸く押さえた灰に程よい間隔をあけて下から山に向かって火箸で筋をかき上げる「かきあげ灰」をし、なかなか風情のある趣となります。10月22日は、「尋牛斎宗匠」御命日です。
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啐啄斎宗左 (八代)件翁宗左
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